私たちは、法人の活動を通じてお客さまに寄り添い、子どもの健全育成と現役世代の心の健康、マイノリティーを含む人々の豊かな人生のあり方をともに考え、分け隔てのない地域社会の実現を目指します。
好きな感覚を通して人びとが自由につながり、関わり合いが広がっていく地域交流の場から、分け隔てのない共生社会が実現することを夢見ています。
子どもの健全育成と現役世代の心の健康、障がい者のリラクゼーションを叶え、共生社会の実現を目指したいと考えています。
―「わたし」を「ケア」する、あなたを「愛し」て「護る」―
法人名は、そんな想いに由来しています。
「スヌーズレン」の考えに基づく空間づくりと、感覚環境下における関わり合いの手法などを学びながら、この空間が秘めた力と、ここから広がっていく可能性のようなものを感じずにはいられませんでした。しかしその頃、日本にスヌーズレンが伝わってすでに30年ほどが経っていたにも関わらず、スヌーズレンルームの導入はごく一部の社会福祉施設などにとどまっており、比較的導入が早かったと言われる岡山においても、言葉すら聞いたことのないという方がほとんどでした。一人でも多くの方にスヌーズレンを知ってもらいたい、感覚環境の素晴らしさに触れてほしい、そんな思いで、自宅一室にスヌーズレンの無料体験ルームを設けたのは、2022年5月のことです。こちらの体験ルームをご利用いただいたお客さまは、一年あまりで250名を超えました。
そのすべての方とご一緒させていただく中で、ご家族の様々な想いを伺い、障害を持ちの当事者の方においては、普段は見られないご本人のよい反応や変化などをご家族とともに見守り、感じ、そして分かち合ってまいりました。
体験ルームにお越しいただいた方からは「外出を拒む子どもがここなら行くと言ってくれた」「問題行動が落ち着いてきた」「不眠に悩んでいたが当日はぐっすり眠ることができた」など、たくさんのお喜びの声をいただき、特別な支援を要する子どもたちやうつ傾向の社会人、認知症のお年寄りなどの増加が問題視されて久しい現代、より多くの方にこの空間を知っていただくためにはどうすればよいか、を考える日々が続きました。
また、一方では「定期的に通わせたい」「団体で利用したい」「車椅子でも利用できるようにしてほしい」「こういった場所がもっとたくさんあればいいのに」などのお声もあり、誰でも利用ができて、行きたいときに行って帰りたいときに帰ることのできる、そんな新たなサービスのご提供を叶えたいという思いが日に日に強くなっていきました。
やがて訪れた「スヌーズレン」の考えにも通ずる「おもちゃ」との出会い、そしてまた、私の考える「空間づくり」が家(部屋)の中から地域のつながりへと広がっていったことも、法人化に向けての大きな後押しになったものと思います。
そして2023年8月、これまでの活動を組織化し、次の世代その次の世代へと受け継ぐことのできる持続可能な事業へと発展させるべく、非営利団体 一般社団法人Ai-care を設立いたしました。
生まれたばかりの、まだまた未熟な団体ではございますが、教育機関・企業・研究機関、地域の皆さまとの連携を図りながら、新たなサービスを通じて制度や枠組みを超えた地域協働の活動に取り組み、社会が抱える様々な課題の解決へと挑んでいく所存でございます。
どうぞ末長く、ご支援ご厚情を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
一般社団法人 Ai-care
代表理事 大西 直美
法人名 |
一般社団法人 Ai-care |
---|---|
所在地 |
〒701-0221 岡山県南区藤田2001番地 |
設立 |
2023年8月17日 |
代表者 |
大西 直美 |
加盟団体 |
日本スヌーズレン協会 芸術と遊び創造協会 |
事業内容 |
・「かんかくもーる」の運営 ・スヌーズレン、おもちゃ、遊びに関するイベントの開催 ・スヌーズレン、おもちゃ、遊びに関するセミナー、研修会等の開催 など |
見出し
|
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
|